ヒメギフチョウ

ヒメギフチョウ

Luehdorfia puziloi inexpecta


スプリング・エフェメラルと呼ばれる春の一時期にのみ姿を現す生物たち。
日本で最も有名なものといえばおそらくカタクリではないかと思うが、昆虫界においてはギフチョウ、そしてヒメギフチョウがその最たる例と言えるだろう。 山野にいち早く春を告げるその美しい姿から"春の女神"とも呼ばれるが、その艶やかな装いは実は迷彩服でもある。
落ち葉の積もった春先の林庄はコントラストが強く、黄色と黒のダンダラ模様は驚くほど目立たない。
一見して何もいないように見える林に日が差し込んだ瞬間、どこからともなく現れる女神の姿に多くの虫屋は心魅かれるのである。

2006年4月30日 長野県岡谷市 EOS20D EF100mmMacroUSM 1/400 f2.8 ISO100



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