カワトンボ

カワトンボ

Mnais pruinosa


本種は予てよりの懸案を抱えているトンボである。 というのも、以前はカワトンボという一種だと考えられていたこのトンボにはほとんど見分けがつかない別亜種、別種が混じっているということが最近の研究で報告されているからだ。 この項を書き起こすにあたってもそのあたりがネックとなってきたのだが、ここでは便宜的にカワトンボMnais pruinosaという種として片づけてしまうことにした。
トンボというと盛夏から秋にかけての昆虫というイメージがあるが、実際には春にしか発生しないものや成虫で越冬する種類もいて、意外にも一年中見ることができる昆虫だ。 このカワトンボもまた春〜初夏にかけての一時期にのみ見られるトンボで、流れの緩やかな小川のほとりなどでよく見かけるが、どうも先入観が強いのかその存在に気づく人は少ないようである。

2005年6月26日 長野県諏訪郡 EOS20D EF100mmMacroUSM 1/500 f2.8 ISO100



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