キイロスズメバチ

キイロスズメバチ

Vespa simillima xanthoptera


毎年秋になると、どこそこでキノコ狩りの人がスズメバチに襲われた、という事件が報道される。
ときには"恐怖の殺人蜂"などという恐ろしげなフレーズを付けて、いたずらに恐怖感を煽るような場合さえあり、そんな時には一虫好きとしてはちょっとムッとしてしまう。
確かにスズメバチ類は時に人の命を奪うし、恐怖の対象であることは間違いない。
けれども、本来ハチというのは余程のことがない限りは人を刺すようなことはないのだから、どうにも誤解を招くような報道は止めて欲しいと思ってしまう。
キイロスズメバチは数種あるスズメバチ類の中でも最も身近なスズメバチだ。
たとえオオスズメバチが住めないような小さな環境であってもキイロスズメバチは十分に暮らしていけるし、人家に営巣することも少なくない。
それゆえ刺傷被害も多いそうであるが、その事実もまた、現代人が野生生物との間合いの取り方を忘れてしまった証拠なのだろう。

2005年10月2日 長野県諏訪郡 EOS20D EF100mmMacroUSM 1/250 f7.1 ストロボ ISO100



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