マダラカマドウマ

マダラカマドウマ

Diestrammena japonica


昆虫で人気があるものといえばチョウやトンボ、カブトムシ辺りだが、その一方で嫌われ者の類も結構多い。 例をあげるならばゴキブリやハエ等がすぐに思い浮かぶが、カマドウマの仲間もどちらかといえばあまり好かれる虫ではないだろう。 ではなぜ嫌われるのか。前述の例を見ればわかるように、主な嫌われ者達は衛生害虫であると同時に接点も多い。 カマドウマも然り。 「ベンジョコオロギ」とはよく言ったもので、じめじめした湿っぽい所に多く、更には突然跳ねるというあたりがどうにも受け入れられ難い要素らしい。 また、やたらと長い脚や触角もウケが悪い。 ならばと「脚と触角を取ったらエビチリのエビじゃないか」と発言をしたら、周囲から顰蹙を買った。
かく言う私も以前はあまり好きではなかったが、翅を退化させたキリギリスだと認識するようになってからはだいぶ平気になったし、 あの長い付属物も逆光によく映えるものだ。
好き嫌いというのはまあ人それぞれだが、たまにはそういうことを忘れて"竈馬"という風情のある名をつけた先人を見習って観察してみるのもまた面白そうである。

2006年3月11日 長野県諏訪郡 EOS20D EF100mmf2.8MacroUSM 1/160 f11 ストロボ ISO100



Copylight©2008-spatica All rights reserved