クモガタガガンボの一種

クモガタガガンボの一種

Chionea sp.


雪虫という呼び名がある。大方その正体はアブラムシの有翅虫であるが、場合によっては雪の上で見られる昆虫の総称として使われることもある。 新潟で雪の上に出てくるトビムシの仲間をそう呼んでいたのを聞いたことがあるが、クモガタガガンボもまたそうした雪の上で見つかる虫と言っていいだろう。 ただし、雪がなければいないというわけではないようで、ただ単に雪の上に出てきたものが見つけやすいから…というのが実情のようである。
まだ雪が降る前、ブナ林の中でコブヤハズカミキリを探したときのこと。 首尾よく採餌中の個体を見つけて撮影したが、その時地面に置いておいたザックの上にクモガタガガンボが登ってきていたのをみて驚いた。 まだ細かい分布はおろか、分類すら進んでいない仲間ではないかと思うが、冬場にピットホール等を仕掛ければ案外いろいろな場所で落ちそうな気もする。

2006年1月4日 長野県諏訪市 EOS20D MP-E65mmf2.8 1-5×MacroPhoto 1/200 f9 ストロボ ISO100



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