クロヒメヒラタタマムシ

クロヒメヒラタタマムシ

Anthaxia reticulata shinano


春になると、タンポポやキジムシロといった黄色の花にこの小さなタマムシ達の姿が目立つようになる。 体長はせいぜい7〜8mmといったところで、タンポポ一輪の上に4、5匹の姿を認めることも珍しくない。 これほどまでに彼らが身近な存在であるのは植林されたカラマツの影響によるものだと思う。 幸か不幸か、人の手により少なくなる昆虫もいれば、本来の数よりも多くなる昆虫もいるのだ。 里山環境に見られる昆虫というのは得てしてそんな人の手によって作られた環境を利用して生きているものばかりなのだろう。
同じタマムシでも玉虫厨子で有名なヤマトタマムシは山梨の旧長坂町あたりまでは普通に見られるのだが、諏訪ではいまだかつて目撃をしたことすらない。 こちらはどうやら冬の寒さに阻まれて諏訪までは進出できなかったようである。

2005年6月4日 長野県諏訪郡 EOS20D MP-E65mmf2.81-5xMacrophoto 1/100 f8 ストロボ ISO100



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