アキタクロナガオサムシ

アキタクロナガオサムシ

Apotomopterus porrecticollis


冬の昆虫採集法の一つにオサ掘りというものがある。 読んで字の如くオサムシを土中や朽木の中から掘り出すことだが、これが結構難しくて未だに勝手がわからない。 だがそんな下手糞でもたまに見つけることができたのがアキタクロナガオサムシだ。 季節柄小さな虫ばかり見ていたこともあり、朽木の中から大きなオサムシが出てきたときの嬉しさといったらなかった。 オサムシは漫画家、故・手塚治虫氏のペンネームの由来ともなった昆虫である。
後翅が退化して飛べない種が多く、それゆえ地理的な変異が激しいオサムシ類はコレクターも多い人気の分類群だ。
しかし、随分と長い間私はオサムシの"オサ"というのが何を指し示しているのかを知らなかった。
その"オサ"の由来を知ったのは確か高校生の頃だったと記憶しているのだが、なんでも機織りに使う道具である筬というものがその語源とのことであった。
このアキタクロナガオサムシではそれほどでもないが、確かにアオオサムシやオオオサムシでは上翅の彫刻に機織りを連想させるものがある。

2006年2月25日 長野県諏訪郡 EOS20D EF100mmMacroUSM 4sec. f9 ストロボ ISO100



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